📝Atari video game burial
atariゲーム社のe.t.カートリッジを埋葬した事件
https://en.wikipedia.org/wiki/Atari_video_game_burial
https://scrapbox.io/files/67a70e1202bb5aa9a3450e41.png
https://www.nicovideo.jp/watch/sm32468693
ATARI社のゲーム埋葬に関してのドキュメンタリー映画から
当時の新聞記事から埋め立てられたと思しき場所と新聞記事に掲載されている記者がカメラを噛めている場所を推定し、そこから実際に埋め立てられた場所を予測した
ラーの杖飾り的な発掘方法を採った
ある地域のを採掘すると地下から有害物質があふれだして環境問題に発展するといったギミック
【とそれに関係するメディア地質学に関して】
Yoha
https://digicult.it/news/the-eco-media-of-yoha-power-art-and-media-in-a-globalized-world/
ブルーススターリング
「デッドメディアの手引き」「通信機器古生物学者のための博物学者の野外観察帳」
https://en.wikipedia.org/wiki/Dead_Media_Project
http://www.deadmedia.org/
https://web.archive.org/web/20060905000933/http://student.vfs.com/~deadmedia/speech.htm
🧽 第5章 未来の化石
私たちが現在生産中の化石=人新世のメディア廃棄物
無機物(デッドマター)が残留してできる地層
放射性物質の半減期のように非人類的な時間にスケーリングする物質の集積=人新世の地層の特徴
ガラクタ、建築現場から出る瓦礫、石炭灰、浚渫された堆積物、石油汚染、緑の芝生、腐敗した死骸、そして石でできたバラストといった事物は、土壌の組成を変えるだけでなくてそれら自体が土壌帯となるため
分類学上、それは土壌と区別がつかない。非自然的な自然という逆説的な組成
抽象的な情報のトポロジーは地球物理学的な現実と非常に唯物的なプロセスでもつれあう(→第4章 塵埃と消耗する生)
「2グラムのメモリチップを生産するのに、1.3キロの化石燃料と物質が必要である」
ペロー/スンヒパク「環境的レイシズムおよび環境的不公平」
https://ja.wikipedia.org/wiki/環境的レイシズム
未来の化石層は以下の物質の集積で構成されてている
オシロスコープとマルtメーター、色々な形と種類のコネクター、LCDとLED、モーター、ホイールとボタン、抵抗器、コンデンサ、数マイルの長さのUSBケーブルといく重にも巻かれた銅テープ、はんだ付け用ペーストと色々特殊のり、何百もの台のそれぞれにブラウジング用の部品が何百と組み込まれて並べられている。ピックアンドプレース機へと装填するために一巻きにされたPCB部品は見たことがないかもしれない。華強北ではそれを何千も目の当たりにするだろう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/アグボグブロシー
未来の考古学者、地質学者が今より少し先の未来の地質を研究するといったSFの視点。
あるいは異性人種によるリサーチ
grégory chatonsky fossil
https://scrapbox.io/files/67bc1350101e6fb41b5042ef.jpeg
(ある意味でjgバラード「a guide to virtual death」の"異星人種から見た1999年12月23日北半球に位置する無名の都市に送信された番組表"という短編のアイデアは、この物質的な地層として現前する物証の反転部分とも言える。この番組表は、今やYouTubeやtiktokといったサーバーに溜まったQTの地層として考えられるのだろうか)
人類の活動や営為に関して影響を及ぼす最終的な地点としての地球というパラノイア風の、あるいはともすれば陰謀論的な視点につながる
余談🕳️:情報経済のエネルギーと物質的な関係が環境汚染や土壌問題に関わり、個々人の身体が徐々に蝕まれるといった非常に身体的な問題は、DFW「infinite jest」にも示唆された内容。加速する経済社会の中で元俳優の大統領(!)が考案したゴミ射出装置によって近隣国カナダのgreat concavity (大きく凹んだ窪地、この凹凸などは下ネタ)に対して廃棄物を打ち込みまくる。その周辺地域の影響によって生まれたと推測されるのが主人公haruの異形の弟マリオインカデンザ。知性が低いが映像制作のセンスに恵まれ、その爬虫類のような見た目とは裏腹にあらゆる人物から愛される。
本編自体はアメリカとカナダの領土問題の戦争に対し「視聴すると中毒症状を発症し動けなくなる映像作品『infinite jest』を収めたカートリッジ 」とそのコピーを巡って繰り広げられる各国の秘密諜報部隊の暗躍と、そのカートリッジ作成者の息子である高校生haruの周辺で起きるあれやこれやが大まかな主題として描かれる。しかしますます近況はinfinite jest的だ。
これもそんなに関係はないが、Wギャディス「JR」という作品では未開拓の鉱山資源が潤沢な採掘地としてインディアンの土地が賭けられ小学生の会社社長JRは物語終盤付け焼き刃的なあらゆる対策にもならない対策の末、インディアンの土地に爆弾を投下して破壊してしまう(うろ覚えだけど)
https://en.wikipedia.org/wiki/Infinite_Jest
https://en.wikipedia.org/wiki/J_R
#Media_archaeology